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圧迫面接(あっぱくめんせつ)とは?│労働法務用語集

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圧迫面接とは?

「圧迫面接」とは、採用の面接において、面接官や人事担当者、会社の経営者などが、次のような行為を行う面接手法のことをいいます。

ポイント

  • 求職者に対して威圧的な態度をとる。
  • 求職者の発言を、理由なく否定し続ける。
  • 求職者に対して、意図的に批判的な質疑応答を行う。

圧迫面接の目的は?

会社側(企業側)が、求職者に対して「圧迫面接」を行う目的は、求職者に対してストレスを与えることで、これに対する対応を、「採用するかどうか」の判断基準にするためです。

この「圧迫面接」によって、求職者の次のような適性を見極め、採否の参考資料とすることができます。

ポイント

  • 求職者のストレス耐性
  • 予想外の事態が起きたときの対応力
  • 求職者の機転

圧迫面接のメリット

「圧迫面接」という手法が編み出され、活用されているのは、「圧迫面接」をすることが、会社側(企業側)にとってメリットがあるからです。

会社における業務では、トラブル対応、お客様からのクレーム対応など、労働者に一定のストレスがかかることが多くあります。

このような、予想外の事態に直面したときに、責任感をもって、速やかに対応できる人材であるかどうかを見抜けることが、「圧迫面接」のメリットです。

圧迫面接のデメリット

しかし、メリットがある一方で、「圧迫面接」にはデメリットも多くあります。

「圧迫面接」を行っていることが話題になった場合、「ブラック企業」などと有名になり、逆に求職者がその会社へ応募すること自体をを避けるおそれがあります。

少子高齢化による人手不足の昨今では、「そもそも活躍できる人材が応募してこない。」ということは、会社側(企業側)にとって大きなデメリットとなります。

圧迫面接を行わずに採否を決めるには?

「圧迫面接」のデメリットを回避しながら、それでもなお、「圧迫面接」をすれば見抜けたであろう能力、適性を、採用面接の場で見抜いていかなければなりません。

「いじわる」、「嫌がらせ」で圧迫面接を行っているとか、パワハラだと求職者に受け取られないよう、適度なストレスを感じさせる、適切な採用面接の質問を考える必要があります。

「業務上の対応力」を見る、という目的に対して、適切な範囲での質問であれば、過度なパワハラ、「圧迫面接」とは評価されません。

「履歴書を破る」、「人格否定的な発言を行う」など、採用面談の目的から明らかに逸脱・乖離した行為は避けましょう。

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